説明
手ぬぐい「大津絵 鬼の念仏(茶)」 原画作家:木下旭
「大津絵(おおつえ)」とは、江戸時代に伊勢参りのお土産として滋賀県大津で売られていた民族絵画です。東海道の旅人の間でお守りや護符としての効能があると知られていました。当初は神仏画が主でしたが、次第に教訓や風刺の意味が込められた世俗画や戯画が増えました。鮮やかな色彩やシンプルな描写が魅力です。
「藤娘」と並んで人気の高かった、大津絵の代表的な作品「鬼の寒念仏」を熟練の職人が伝統的な技で注染てぬぐいに染め上げました。牛の角に虎の牙を持つ鬼が僧侶の衣装や小物をまとう風刺画です。立派な外見とは裏腹に正体は鬼であるということから立派にしても無駄であるという偽善者の滑稽な様子が描かれ、欲を捨てることへの教えが込められています。また、鬼の念仏は子供の夜泣きに効くとされました。日本画家・木下旭による原画シリーズです。
手拭に込められた縁起の良い意味と共にお正月飾りやお年賀、誕生日プレゼントや出産祝い・初節句祝いなどおめでたい時節のプレゼントにおすすめ。また、日本の伝統工芸品「手拭」は外国の方へのギフトやおみやげにも喜ばれます。
サイズ:90×35cm
綿100% 日本製
Tenugui “Otsu-e Folk Painting – Demon’s Prayer”
Otsue is a folk painting that was sold in Otsu (present-day Shiga Prefecture) as a souvenir of visits to the Ise Shrine during the Edo period. Over time, it came to be regarded as a protective talisman. There are several patterns in the motifs depicted, and this “Demon’s Nembutsu” was believed to be effective against children’s crying at night, and was one of the most popular Otsu-e paintings along with “Fujimusume”. The dynamic appeal of Otsu-e, with its bold, flowing lines, has been dyed directly into tenugui .
SIZE:90×35cm
100% COTTON MADE IN JAPAN