説明
手ぬぐい「隈取市松(柿色)」
歌舞伎
歌舞伎を象徴する隈取(くまどり)と、扇や矢などの歌舞伎の小道具、桜や松竹梅、紅葉、菊など歌舞伎の舞台でも見られる植物文様を市松に配した手ぬぐいです。
「隈取」とは、顔の血管や筋肉を誇張し、性格や表情などを表現するために施す歌舞伎独特の化粧法のこと。歌舞伎では場面における役割が重視されるため、同じ人物でも隈取が変わることもあります。 手ぬぐいにデザインされているのは、むきみ隈、筋隈、一本隈、二本隈、猿隈、亡霊隈。むきみ隈は助六などの若く色気と正義感がある役柄、一本隈は和藤内など力強い役柄、二本隈は鳴神上人などの落ち着いている大人の役柄、筋隈は曽我五郎などの超人的な勇者のような役柄、猿隈は豪快だが滑稽な役柄、亡霊隈は妖力を使う悪役で見られます。
「市松模様」は、江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松が舞台衣裳で愛用して大流行したことから、名前が付いた伝統文様。途切れることなく続くさまから、「繁栄」の意味が込められた縁起の良い柄です。
日本文化を描いた格調高い手拭いはお正月飾りやお年賀や出産祝い・初節句祝いなど日本の歳時記イベントのプレゼントにおすすめ。また、伝統工芸品「手拭」は外国の方へのギフトやおみやげにも喜ばれます。
サイズ:90×35cm
綿100% 日本製
Tenugui “Lattice Pattern with Kabuki Kumadori”
Drawing of lattice pattern with Kumadori and props. Kumadori make-ups are worn by actors to express their characters and expressions. Lattice is a traditional pattern which was first used for stage costumes by a Kabuki actor in the Edo period and became very popular.
SIZE:90×35cm
100% COTTON MADE IN JAPAN