松竹歌舞伎会「ほうおう」10月号の表紙は月に秋草図
松竹歌舞伎会の会報誌「ほうおう」に手ぬぐいが採用されました
「松竹歌舞伎会」が発行する会報誌「ほうおう」の表紙を、2023年は麻布十番 麻の葉(㈱アート蒼)の手ぬぐいが飾ります。
2023年10月号の表紙は「てぬぐい 月に秋草図」です。
松竹歌舞伎会 会報誌「ほうおう」表紙
松竹歌舞伎会 会報誌「ほうおう」裏表紙
松竹歌舞伎会 会報誌「ほうおう」では、歌舞伎座での歌舞伎公演の見どころ、歌舞伎俳優のインタビューなどが特集されていて歌舞伎ファンにはたまらない情報が満載です。
会報誌は松竹歌舞伎会にご入会された方に配布されます。また、歌舞伎座売店「木挽町」、木挽町広場「かおみせ」にてご購入いただけます。※売り切れ次第終了
ほうおうで紹介された当社のオリジナル手ぬぐいは歌舞伎座売店「木挽町」、木挽町広場「かおみせ」ほか全国の劇場、当社直営店「麻布十番麻の葉」、「麻の葉オンラインショップ」にて販売中です。
「ほうおう」の表紙を飾った手ぬぐい
てぬぐい「月に秋草図」1,650円(税込)
秋の夜空に浮かぶ月と秋草。静寂で美しいお月見の情景…秋景色を描いた手拭いです。万葉集で山上憶良が詠んだ歌に因み、現在でも「秋の七草」として親しまれている尾花(ススキ)、桔梗、藤袴(フジバカマ)が中秋の名月に彩りを添えています。黄金色の月や秋草は注染ならではのぼかしの技法により、奥ゆかしい色合いでありながら存在感が感じられます。雨が降ってもお月見手拭いを飾れば室内でも中秋の名月を楽しめます。
1年で月が1番美しいと言われている十五夜。平安時代に貴族の間で行われていたお月見が風習として庶民に伝わったのは江戸時代。収穫物の豊作を喜び感謝するために、縁先に秋の七草・ススキや収穫した農作物をお供えしました。薄の稲穂には魔除けの力があり、収穫物を災いから守るという意味が込められています。中秋の名月にお供え物をすれば、幸せと健康のご利益があると言い伝えられています。